会長挨拶
公益社団法人 渋谷区歯科医師会ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
1933年、渋谷区歯科医師会は東京府歯科医師会の一支部として発足しました。その後1972年に社団法人東京都渋谷区歯科医師会、2012年に法人格を公益法人へと移行するなどの変遷を経て、創立より90年を超える歴史ある団体です。現在、会員数は295名、医療機関数は220件を数えます(2024年現在)。
本会は、渋谷駅からほど近い渋谷区桜丘町「渋谷区文化総合センター大和田」にございます。同施設内にある渋谷区医師会、渋谷区薬剤師会と密な関係のもと、大規模地震などの災害発生時における相互医療連携体制を構築し、渋谷区民皆様のより良い日々の生活を叶えるため、包括的な地域歯科医療サポート体制を整えています。また本会は、渋谷区東の区営複合施設「ひがし健康プラザ」に、「渋谷区口腔保健支援センタープラザ歯科診療所」を構え、さまざまな障害を持ちながら生活を送っている区民の皆様の歯科診療を行うと共に、休日応急歯科診療ならびに区内の各所において健康指導や歯科健診事業を行っております。
本会所属会員の歯科医院においては、区民の皆様が生涯にわたってご自身のお口の健康を維持するため渋谷区からの事業委託のもと、妊婦歯科健診,1歳6か月児歯科健康診査,3歳児歯科健康診査,乳児無料フッ素塗布、歯科専門相談、また渋谷区内の保育園の歯科園医、小・中学校の歯科校医として子どもの健康管理に携わっております。
成人してからは、18歳、20歳を対象に成人歯科健診が始まり、その後20歳以降では5年おきに、70歳まで歯科健診を行うことにより切れ目ないサポートが継続されます。さらに70歳以降は90歳まで口腔機能維持向上健康診査が開始され、咀嚼や嚥下などの口腔機能についても併せて検査が行われます。これにより、高齢者の誤嚥性肺炎をはじめとしたさまざまな疾患の予防と、日々の生活の質(Quality of Life: QOL)向上を目指しております。
本会は、医師会、薬剤師会、保健所をはじめとする各種団体と綿密なる連携基盤のもと、乳幼児から老齢期に至る全てのステージで区民の皆様に寄り添い、各々の年齢とからだの状態に合わせた的確なサポートを提案・実現するべく、これからも日々邁進して参ります。
渋谷区にお住まいの皆様におかれましてはどうぞお気軽に渋谷区歯科医師会会員の歯科医院へご相談ください。